【MePデモキャラバン】 沖ネットワークエルエスアイ
ボトルネックになる機能のハードウェア化を支援,
沖ネットワークLSIがMeP搭載LSI向け支援サービスを紹介

http://techon.nikkeibp.co.jp/LOC/MEP/partner/article/oki20050601.html


 沖ネットワークエルエスアイは「第4回MeP デモ・キャラバン」で,ワイヤレス市場やデジタル家電市場に向けたMeP搭載システムLSIの設計支援サービスを紹介した。ARMを使った設計経験が豊富であり,すでに100件を越える設計実績がある。独自開発したAMBA(Advanced Microcontroller Bus Architecture)バス対応のIP群を備えており,フロントエンド設計を中心にデザイン・ソリューション・ビジネスを展開している。

 こうした実績をベースに,ARM,沖ネットワークエルエスアイが所有するIP群,それにメディア処理を実行するMePを加え,同社が得意とするワイヤレス市場や,拡大しているデジタル家電市場へ向けたLSIの設計支援サービスを展開する。

 また同社はSystemCベースのTLM(transaction level modeling)に基づくMeP搭載LSIを設計する高位設計環境を保有している。この環境を利用して,アルゴリズムやソフトウェアでボトルネックになる部分をハードウェア化するための支援を行う。具体的には,AMBAバスに接続可能なトランザクション・レベルのモデル開発,MePを利用したハードウェア・エンジンの機能確認,AMBAバス・ベースの性能評価などのサービスを提供する。